令和5年第1回マナー道徳教育

本日は肝川龍神社の春のお祭参加ご苦労さまでした。今回もマナー道徳教育の一環として会社としてお祭りしている大国宮肝川龍神社のお話をしたいと思います。

安全面、会社の繁栄と同時にまずは皆さんが毎日気持ちよく目標を持って仕事をしてもらいたい。それには健康であること、また色々な災いによる悩みがないこと、また色々な楽しみがあることが仕事に集中できることではないか思います。

しかし、社会には色々な闇があって知らぬ間に悪に引込まれてしまう場合があります。それを防止し、清く、正しく健全なる生活をする。それを手助けするものが大国宮肝川龍神社とお考え下さい。

大国宮の概略をお話します。本部の場所は兵庫県猪名川町肝川という所で、昔は山村でしたが開発が進み近くに新名神高速道路のインターがある開けた場所になりました。
大正初期に車小房という女性がお山の神様である肝川龍神に意思を通じるようになり、「大変働きがある神ゆえ、世に出さねばならぬ」という神意を受け、困っていた処に、当時破竹に勢いで成長を続けていた大本教の教祖出口なお氏、王仁三郎氏により見いだされ、御山開きをすることになりました。その後大本教王仁三郎氏は、教祖死後肝川龍神の守護を受け増々発展して行きましたが、大本教とは袂を分かつこととなり大国宮として歩みを進め現在に至ります。

現在、神道といわれる宗教には伊勢神宮の神社本庁を始めとする古来からの神社の他に幕末期から発生した諸宗派に分れます。諸宗派は金光、黒住、天理、大本教などが代表的な教団で、特に大本教は戦前の大本事件以後数々の教団の分派が発生しました。生長の家、世界救世教などは代表的なものです。またこの時期、創価学会を始めとする仏教系の団体も発生しました。近年にはオーム真理教のようなカルトと呼ばれる宗教も発生し、尊い宗教と言われるものが世間から忌み嫌われる集団にされてしまった事は残念な事です。

難しい話になりましたが、大国宮は明治以降諸宗派として発生した最後の砦となった宗教法人という事になります。

御霊調べについてお話します。これは大国宮の代表の主管が神の意志を受け判明するもので名前と生年月日が必要となります。社員の皆さんは会社で御霊調べを実施しておりますが、本日参加されている方でされていない方は会社で実施します。
御霊調べに関して簡単にお話しします。天地陰陽の根本の御意思によって宇宙、太陽系その中に地球という生命体を有する惑星が生まれました。今科学がどんどん進んで生命の起源を解き明かそうとしていますが、その仕組みが徐々に解りつつあります。我々の知恵を超越した神秘妙齢の意思、現象を神と申し上げます。
地球は長い年月をかけ、生命体を有し、環境が整備され、人間という動物が出来上がりました。この過程には龍神という70柱の神様がお働きになりました。龍神とは地上万物を凝集した姿を持ち意思体8分、物質体2分という想像も出来ないような姿をされていると申されています。この神様が、太陽、月、空気、大地、火、水、金石という地球の要素となって、動植物すべてを生成化育されて、この地球の環境を保たれているのであります。
この70柱の意思が人間一人一人に通じて肉宮となって働かれております。生まれて産声を上げると同時に意思がつながります。人間個々にどの神様が働かれているのかそれを判明するのが御霊調べと申し上げます。
天系、地系、中立系と別れており、神々の協力一致した全知全能のお姿を国祖国常立大神、比津遅姫大神と申し上げます。長年この大国宮にたずさわり、私なりに理解した事をかみ砕いてお話をしてみます。ここにいるそれぞれの皆さんが御霊という神格を備えています。これは本部主管による御霊調べによって判明します。
この自然界は荒々しき自然現象、また時には穏やかなる風景をかもし出しております。また動植物すべてそれぞれの個性を持ち合わせています。つまり自然、大きく言えば大自然は長い年月をかけ、あらゆる要素を持ち合わせ、一体となって一寸の狂いもなく時を刻んでいるわけであります。
特に人間は動物界の頂点に立ち、地球という中であらゆる営みを続けているわけです。大自然の要素これを神格と言いますが幾つかの要素に分れています。神霊系統図を見て頂くと判りますが70の神格にわかれています。そしてそれぞれの持ち場、特質を有しています。そして70柱の神々が一体なった姿が全知全能である国の祖、国祖国常立大神となります。70柱の神々は特質が有る為、長所と欠点を備えています。御霊調べを開いて頂くと、文章が書いてあります。大抵の人は自分の姿を見透かされたように当たっていると言います。御霊調べにより判明した神名は自分の本質であり、親神の分身との言うことになります。神格を備えた肉体、肉宮と呼びます。御霊調べをした方は時々開いてみて御霊の自覚をして下さい。
次に善悪ということについて述べてみたいと思います。善とか悪とか大まかな事は判りますが、時代と共に時によっては善になったり悪となったりすることがあります。我々が生きていくにあたって善と思って行ったことが悪であったということが多々あります。
善であるとか悪であるとか判断が難しい場面に出くわすことがありますが、やはり良心に照らし合わせて判断するしかありませんが、ここ大国宮では思凝霊の存在のことを述べられています。
神霊(御霊)に対して物を主体とした意思、これを思凝霊と言います。御霊にこの思凝霊が付着にているわけですが、多くはこの思凝霊によって我々の心は支配されています。悪にも、時には善にも働きます。人類の歴史の中で色々な争い、競争それによって人類の社会はあらゆる面で進歩して来ました。しかし反面、不幸なる出来事を発生させてきた事も歴史上明らかなことです。この欲望を元とした意思、思疑霊これを大国宮では抱擁浄化しなければならないと述べられています。善も悪も時に於いては変わる場合があります。欲望を元とした思疑霊を浄化することによって善にも悪にも偏らない、しかし客観的に見れば善の道を歩んでいる。そのような人生を送ることが出来るということになります。
我々は誰しもが欲望という存在をもっています。そこに生まれる三毒煩悩、怒る、愚痴る、貪るこの心を正しい成長のために浄化する。このことが必要です。この三毒煩悩このような心が起こった時、対立は始まります。神の心となってその思いを鎮め良い方向にもっていく。常にその心掛けが必要であると思います。
心の病は現代社会では大きな問題となっています。パワハラ、いじめ、引きこもり、自殺と報道が絶えることはありません。欲望という思疑霊の意思を浄化する。例えばスポーツのように競い合うことによって感動をもたらす。これが理想の姿ではないでしょうか。
自分が正しいと主張するだけではなく、相手の考えに耳を傾ける。その上で主張することは主張する。受け入れることは受け入れる。このことが必要であると思います。
 それぞれの皆さんが神霊である御霊を持ち、思凝霊の付着を受け日々の生活をしている事を理解して下さい。

由来記774ページ抜粋
「神の力と科学の力とが、いずれが強いかということは、論ずる余地のない問題であって、現存の常識をもって、たちまちに解決のつくことである。すなわち驚くべき科学の進歩は、人類の努力によって造り出されたものだが、この恐るべき科学を造り出した人間は、誰によって作り出されたのか。自然科学の力によって創造されたものでもなければ、薬物化学の力でもあるまい。生理学も物理学もしかり。いかに応用科学(化学)の枠を集結しても、この精巧きわまる人体のたとえ一指だにも創造し得ないではないか。ましてやすべてのものに、法則がすでに現存しているのである。これを科学していって、この法則を探り求めて、これを法則のままに利してこそ、はじめてここにあの驚くべき科学の世界がわれわれの前に現れるのである。しからばこの法則はだれが創ったのか、人間が創って隠しておいたのでもあるまい。神様は何百万年、何千万年という長年月を費やして、ようやくここまでにわれわれ人類を育て上げられてこられたのである。あらゆる法則もすでに神は創り給いて、人類が忍耐と努力によってこえを探し求めて来るのを待っておられる。われわれは、この実に偉大なる、神の温かい心の中にあってこそ、生存していけるのであって、理屈は何とでも言えるが、いかなる無神論者でも科学の力で人間を創るとは言えまい。あのロボットという書にある人造人間ならいざ知らず。

神を笑う者はおのれを笑う者であるぞ。
この御神示のとおり神の存在を否定する者は、おのれの存在を否定する者であると同様、科学もその価値を無にすることになる。科学の進歩は神の心の現れでもある。われらはこの教えの道によって、強い自信と強固なる信念とをもってすすんでいってこそ、偉大なる神の御守護が得られるのである。この境地いたった時、恐怖は消え去り、豊かな楽しい日々が訪れてくる。
追加文
『宗教という物は尊いものですが、それを利用して商売に結びつけようとする働きがあるのも事実です。人間の一生は長くて100年、60代ぐらいから、そろそろ体に異常をきたしてきます。長い人生の間には色々な事が起こりますが、幸せだったと思い一生を終わる人と、色々な災いの為に苦労する人と様々です。全ての人には因縁という因果があります。親あるいはその親の考え方を受け継ぎます。もし親が人を苦しめることがあったとすれば、必ず子供は誰かに苦しめられます。これを因果応報と言います。もし親あるいはその家が善行に努める家であれば子孫は繁栄し幸せな一生を送ります。ですから色々な災いが降りかかってきた時は静かに自分を見つめ直し、時を待つと同時に自分の考え方を改める事が必要です。必ず運は開けてきます。
宗教の発生は釈迦、キリスト、モーゼと約2000年前に人々の苦しみを脱却するにはどうしたら良いかかと考えた末に、これらの聖人に方々により生み出されました。それが現在まで続いております。しかし尊い教えを利用し、商売として成り立たせている組織も数多くあります。このような宗教は因果を浄化する前に新たな因果を背負わされてしまいます。触らぬ神に祟りなしとはこの事です。正しい教えを理解し、因果を浄化すること。これを気長に努めればいずれにか、日が昇るように春の日を迎える事が出来るのです。』

御霊神には長所と欠点があります。具体的な話をしてみます。

社長  第二日之出大神    和田  由良里彦大神   水堀  地上丸大神
長田  佐田彦王大神     山中  大野大陣大神   笹川  佐田彦王大神
青島  地上大陣大神     石田  大鶴姫大神    曽根  玉依姫大神
石川  大広木正宗大神    岡部  地上大陣大神   大居  青森白木上大神
法月みなこ 天之上丸巻姫大神 石田  大鶴姫大神    曽根  玉依姫大神
鈴木  大鶴姫大神

神名が判明してない方は次回会議までに御霊調べを本部主管にお願いします。

2023年05月23日