大国宮節分祭 令和7年2月4日



令和7年2月4日大国宮節分祭に私と会社から和田部長、石原が参加してきました。
一年の中で寒さもピークに達し、これから春を迎えるという時期ですが、霊的には創造から自在の時代に入るその時の姿であると言われています。豆まきは大国宮ではしません。天系の神々と地系の神々との争いの後、地系の神々が隠遁することになるのですが、その時天系の神々が、煎り豆が目を吹くまで出てくるなと投げつけたなごりと言われています。また主管が言われるには、この寒い中で豆という栄養素は大事なもので、粗末には扱ってはいけないと言われました。
一年間、社員、会社関係者が無事に過ごせるよう、また工事の安全、会社の繁栄発展を祈ってきました。
さてこの書面を借りて大国宮の事を少しお話してみます。今の主管の父親である耕大陣の御霊を持てる元主管が由来記という書物を書き記しました。この第一巻の冒頭に、「宇宙とは人間どもがつけた名称である。この宇宙は、すなわち神と申すものであるぞ。」と始まります。宇宙そのものが神であると最初に記されています。
宇宙と言うと中々実感がわかないのですが、とてつもなく広いわけで、高度な望遠鏡で、今はるかかなたの星を観察できるような時代になりましたが、広さという縮尺で測れるようなものではありません。我々が計り知れるようなものではないということです。
宇宙に意思が発せられ、太陽、月、星が生まれここに地球という生命体が存在してきたわけです。我々もこの地球に生を受け、自分の意思で色々な事を経験し生命を繋げ一生を終わるわけです。人生に成功し権力を持ち生活をおう歌している人も、また逆に人生に失敗し悲しみの人生を送る人でも避けることは出来ません。おぎゃあと生まれ、苦しみも喜びも経験し、静かにその人生を終わります。前の世代を引き継ぎ次の世代に送り繋げるという事になります。
御霊調べというものを会社関係者はされていると思います。宇宙の何もない所に陰陽の意思、天地根本大祖神の意思が発せられ、太陽、月、星、地球と発生し、地球に生命体が生まれることになります。ここに働かれた神様を龍神と申し上げます。そして人間という人類の祖が生まれることになります。神話的な話で古臭いと思う人もあるかもしれません。しかし科学がどんどん進み宇宙というものが見えてくると、この地球の存在が何億分の一の確率で生まれてきたのか、そういうことがひしひしと感じられるかと思います。
我々は日々の生活に追われ、仕事あるいは家族のことを考え日々を送ります。おぎゃあと生まれ、忙しい日々を過ごし、あっという間に人生の終盤を迎えます。後悔の人生でなく、ああこれが自分の人生だったと胸をはってその終わりの時を迎えたいものです。
四次元界の龍神様は七十柱の要素に分かれており、それぞれ神名があり、特質を以っておられます。人間は生まれると同時にこの神様たちと繋がりをもつことになります。どの神様とつながっているのかは御霊調べという神事によって判明いたします。御霊調べをするとああなるほどなと納得される方がおおくいると思います。ただ同じ御霊の方でも微妙に違うのは祖先の霊魂が違うからです。いずれにしろ生涯その因縁が付いてまわります。70柱の神様はそれぞれ持ち場があります。分身である我々もその請来を引き継ぎますから、親神と同じような持ち場、職業に就くのが自分を最大限に活かせることになります。またそれぞれに長所と欠点を持ち備えていますから、欠点を自覚し、このような所に自分の長所を発揮できるよう常に研鑽することが幸せをつかむ近道であるかと思います。
 大国宮の事を少し文章として記してみましたが、私は50年ほどここに関わってきました。そして会社の守り神として肝川龍神社をお祭りしています。ここは現在三大宗教のほかに江戸期後半から生まれた新興の宗教の最終的な場所であり、間違いのない確かな所ですので、安心して耳を傾けて頂ければとおもいます。そして皆さんと共に充実した日々を送り、この事業所が繁栄することを願いたいと思います。

2025年04月17日